桜の開花宣言が一番早かった東京は先週見ごろをむかえたようでしたが、桜前線は九州に少し遅く到着し、薄いピンクの花びらが有田町の春を彩ってくれています。
唐草文様が描かれた美しい磁器製鳥居が有名な「陶山神社」は有田町の中でも桜の名所と知られているところ。
参道に通るJRの線路沿いに樹々が並んでいます。
せっかくなので、「西九州の海めぐり列車」をコンセプトにしたD&S列車「ふたつ星4047」が通過する時間に合わせて陶山神社に足を運んでみました。
神社に到着するとほぼ満開に近い桜の花。
普段、駐車場になっている場所にはテーブルと椅子がおかれ、お花見ができるスペースになっていました。
お天気のいい日にはお弁当を持ってきてランチをとるのによさそうです。
そして、線路際には撮り鉄さんと思われる方が何名か。
やはり、ふたつ星ともなれば通過時間をお目当てに来られるようです。
桜と電車。いい風景ですよね。
パシャパシャと周りを撮影していると踏切の音がなり、豪華な設えのふたつ星が通過。
ほかの方の邪魔にならないように後ろの方から撮影に成功しました。
「ふたつ星4047」は、金、土、日、月曜日及び祝日を中心に各ルート1日1本運転されているので、桜の花と一緒に見れるのはとても貴重なのです。
※ふたつ星が気になる方はこちらをどうぞ。→ふたつ星公式ページ
さて、ピントがあまい写真になってしまいましたが、写真におさめることが出来て満足したので、次の桜の名所スポット「有田ダム」へ移動。陶山神社から車で向かいます。
体力に自信がある方や散策したい方は有田ダム入口の駐車場に車を停めて、徒歩移動がおすすめ。
しばらく上るとダム沿いに桜の木が続いていて、ゆったりとお散歩が出来ます。
有田ダムの桜はこれから咲く蕾と満開を過ぎたものと混在していました。
朝晩冷えるところや日陰はこれからのようです。
午前中の散策でしたが、うぐいすなど鳥たちの声がずっと鳴り響いていて、とっても清々しい気持ちにしてくれました。
皆さまもぜひ、春の有田町を楽しんでみてください。
スタッフT